今回のコラムはブレイクタイムとして脱毛の歴史についてお話します。
紀元前から行われていた?脱毛の歴史
脱毛は様々な機器を使うイメージもあり、近世、もしかしたら戦後になって始まったと思う方も多いのではないでしょうか?
なんと、脱毛は実は紀元前から行われていたのです!!
地中海や古代オリエントでは宗教の関係からも脱毛が推奨され、なんとヒモを使って脱毛していたそうです。
そしてエジプトではみなさんお馴染みのあのクレオパトラも今で言うワックスのようなもので脱毛をしていたということです。
さすが、絶世の美女は美意識が高いですね。
日本でも脱毛は平安時代には既に行われていました。
平安時代では毛のよく抜くる銀(しろかね)の毛抜きを使用したり、小さい軽石を二つ使う、ハマグリの貝殻を使って毛を抜くなどをしていました。
そして江戸時代になると線香で焼いたり、直接硫酸などの薬品を塗ったりしていました。(硫酸って怖いですね笑)
太古から様々な工夫を凝らして脱毛していたのですね。
1875年以降になると直流電流を用いて逆さまつ毛を永久的に除去する方法が考案されました。
これが応用され、電気分解脱毛法が始まり、さらにX線を利用した永久脱毛法、そして高周波脱毛法が発表され次々と進化していきました。
1940年代半ば、高周波脱毛器に真空管が使用されるようになり、機器の確実性と安全性が増し、高周波法の使用が広まったり、そして電気分解法と高周波電流法のふたつの長所を組み合わせる方法なども誕生しました。
更に近年になると、黒い色素に選択的にエネルギーが吸収される光を利用して永久脱毛をする手法が誕生し、選択的に脱毛したい部位のみを脱毛する手法へ進化しました。
終わりに
いかかでしたでしょうか?
調べてみて、個人的には紀元前から脱毛が行われていた事にも驚いたのですが、その時代から体毛などを「ムダ毛」であると感じ、「なくした方が良いもの」という認識だった (職業や部位にもよったようですが・・) 事がとても興味深いと感じました。
昔は様々な道具を使って工夫をして脱毛をしていたようですが、とても痛そうですね(汗)
現代は比べ物にならないほど痛みが少なく、効果も長続きするようになったので本当に感謝ですね♪